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世界の広さを初めて実感しました~和田晃輝~

略歴

日本大学陸上部所属

2001年9月26日生まれ
・中学生から現在まで陸上競技・走幅跳を専門として活動
・中学3年時に本中学歴代1位記録樹立 7m40cm
・高校1年時に愛媛国体優勝
・高校2年時に第3回ユースオリンピックアジア予選2位
・第3回ユースオリンピック競技大会 ブエノスアイレス 3位

Q.陸上を始めた経緯を教えてください

中学校に進学した際に、2つ上の兄の影響で陸上競技部に入部しました。
小さい頃はスポーツ好きでしたが、どちらかというとインドアな性格で、中学までは趣味などもありませんでした。
兄に誘われなかったら文化系や帰宅部になっていた可能性も否めません。
兄がいなければここまでの成績は残せなかったし、陸上競技には出会えていませんでした。
兄にはとても感謝しています。

Q.陸上人生での苦悩や挫折したエピソードを教えてください

高校生の頃に記録が伸び悩んでしまった時です。
中学の頃に記録を残してきたこともあり、周囲から異様なほど期待をされて高校へ進学しました。そのため、周囲からの期待に応えなければという気持ちが大きく、それを抱えながらパフォーマンスをするのはとても苦労しました。
いつまでも中学生の自分を越えることのできない自分に対して、どうすればいいのかわからなくなってしまいもうダメかもしれないと思ってしまいました。

Q.挫折をどう乗り越えましたか?

冬季練習を通して、自分の弱いところである筋力面を鍛えました。
過去の自分に打ち勝つという思いや、周りで共に戦っていた仲間たちと切磋琢磨することで、周囲からの目線や期待を気にせずに自分のパフォーマンスだけに集中できるようになりました。

Q.陸上を続けていて良かったことを教えてください

世界大会の表彰台に立った時です。
世界大会という場で日本を代表して戦い、世界の選手たちと肩を並べることができたという経験は、今の自分の糧になっていますし陸上という競技に打ち込んできた自分にとってこれ以上ない喜びでした。

Q.陸上の魅力を教えてください

陸上競技は自分が手を抜けば記録は落ちるし、頑張ったらその分記録は伸びます。
これは全て自分の身一つでパフォーマンスを行う陸上競技の難しいところではありますが、逆に面白い部分でもあります。
自分の頑張りや努力が数値として現れ、その数値で勝負が決まるという点が陸上競技の魅力です。
また、目標に対して直向きに努力し自分との戦いに打ち勝つことができる、という社会人の素養も自然と身につけられる点も競技の魅力だと思います。

Q.現在の目標を教えてください

今の目標は、学生の間しかできないことを終わらせておくことです。
先日約10年間続けてきた陸上競技に一区切りをつけました。
今は卒業に絶対条件のゼミの研究や運転免許の取得など、今終わらせないといけないことや学生のうちにやっておきたいことを全部終わらせています。
陸上競技に費やした時間が自由に使えるようになり少し寂しい気持ちもありますが、就職先でも陸上競技の実績に引けを取らぬような活躍ができるように「少しでも準備をしておこう」という気持ちで日々生活しています。

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